自民壊滅の準備はできたか？ 読者へのお願い。

　毎日新聞の、最新の世論調査で、鳩山新民主党に大きく天秤が傾いた。鳩山首相待望は麻生首相の支持率の３倍に達し、政党支持率も、民主党が自民党の倍になった。（http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090518ddm012010057000c.html）
　自民党側は、「ご祝儀相場」と、努めて平静を保っているが、衝撃を受けたのは事実らしい。

　逆に、何もしていないうちからこんなに高支持率で良いのか？という疑問も残る。
　私は、それだけ、自民党への絶望と、現在の閉塞の打破を期待している国民が多いのだと思う。
　その意味では代表は鳩山でも岡田でも同じ結果だったろうと思う。

　さぁ、次期総選挙での自民壊滅の準備は整った。
　小沢の西松建設事件問題も一応の決着を見せ、民主党の新執行部は、結局小沢も岡田も要職に就き、親小沢も、親岡田も、それなりに満足だろう。

　小沢問題をてこにした、反民主党攻撃も、もう使えなくなった自民党は、悪あがきしかできない。

　しかし、権力の座の交代とは、非常に難しいのも事実だ。
　現在権力を握っている側が、その力を総動員して、権力の移動を阻もうとするからだ。単なる世論調査の結果だけでは、まだ何とも言えない。

　新体制の民主党には、できるだけ早く、国民生活重視のマニフェストと、わかりやすいスローガン。世襲禁止、天下り禁止、企業団体献金禁止などを具体的に打ち出して、攻勢を強めてもらいたい。

　政権交代ですべてが良くなるとは私は思っていない。しかし、今のまま自民党が権力を握り続けることのほうが問題が大きい。
　このブログは政権交代を目指して、自民党の反国民性、悪辣な行為を糾弾するために存在する。

　ここで読者の方にお願いがある。
　すでに反自民の方に、このブログ記事を読んでいただいても、選挙の票にはつながらない。
　今後も、過去記事の再掲を含めて、反自民の情報を提供していくので、それを、おもに無党派の人々に広げることにご協力願いたい。
　口コミで良い。自民党が基本的人権を侵害しようとしていることや、海賊問題にかこつけて、法律を踏みにじる、無謀な行為に出ていることを広めてほしい。そして、その一方で、貧困、格差問題には無関心であることも。

　総選挙の時期が延びて、書くことが無くなった一部のブログで、植草一秀の陰謀論に基づいた無駄な話が垂れ流されているが、それ自体は勝手にすればよい。
　要は、それらの悪の根源に、自民党があるということだ。自民党を下野させることが、まず、悪の体質の打破につながるのだ。
　言葉遊びや、仲間割れをしている暇はない。
　今こそ、自民党政権壊滅のために、総力を結集する時だ。