鳩山政権、「小沢権力二重論」を嘲笑う
民主党内閣はまだできていない。なにしろ、鳩山代表を総理に選ぶ、国会の本会議が9月16日で、まだ10日はある。
過去の自民党で、内閣改造、首相交代が起きた時は、首相官邸前にマスコミが集まり、誰が呼ばれた、何の大臣になった、と速報体制が組まれるのが慣習でした。
しかし、半世紀を超えての政権交代です。新政権が、同じ方法をとる必要はない。
そこで、鳩山氏は、まず、党内のまとめ役に幹事長に小沢一郎氏を指名しました。本人も受諾の方向です。
幹事長は、党の要職ですが、憲法下の内閣での閣僚ではなく、民主党の党内役職にすぎません。
しかし、幹事長は、民主党が受け取る、政党交付金などの配分を一手に握っていますし、党の公認を与えるか否かなどに、強い影響力を持ちます。行政府とは別に、立法府の308人の民主党議員に大きな影響力を持つのは事実でしょう。
このことを指して、これまで自民党の陣傘報道をしてきた、日本テレビ・読売新聞系列や、フジ・サンケイ新聞グループなどを中心に、小沢氏による院政、「権力の二重構造」と、まだ何もスタートしていないのに、批判記事を書いています。
大いに反論します。
自民党の首相選出においては公選制が一応取られていましたが、それ以前の候補者選出に関し、森元首相や、安倍元首相が、役職もないのに口出しをし、さらに、閣僚人事は党内派閥の按分。そして、政策まで、首相よりも党内派閥の領袖たちが決めていたのではないでしょうか?
違いますか?違うと言う人はその証拠を見せてください。
権力の三重、四重の構造で、民意と離れた政治をしてきたのは、自民党でしょう。
私は小沢氏が好きではありません。過去の記憶があるので。
しかし、彼が選挙を戦ううえでの重要人物であるのは確かです。自民党が失敗したように、古賀選挙対策委員長という役職を作って、宮崎の馬鹿猿をもちだそうとして失敗しましたが、もし、民主党に、それに該当する役職があれば、それでも良かったかもしれませんが。あいにく選挙対策委員長などは無いので、幹事長。しごく当然だと思います。
「権力の二重構造論」については、16年前の細川内閣の例が出されますが、あれは、8会派の寄せ集め政権で、自民の方が委員会などで圧倒的多数でした。結局8ヵ月で終焉したのも、弱小政党の寄せ集めだったという面があるでしょう。
その引き金を引いたのが小沢氏、というのが、「旧」保守系のマスコミの論調ですが、あの時と、。今回の民主党とでは、衆院、参院での勢力が違う。
もし、小沢氏が、権力志向なら、自分を首相にしろとごり押ししたでしょう。
そうではなく、彼を参院選に向けての党内のかなめにおくと言うのは、小沢氏が嫌いな私でも納得します。
また、くり返しますが、自民党の権力の多重構造、派閥優先主義の政治よりは、はるかにましではないでしょうか?
ためにするイチャモン、をする「旧」保守系マスコミの論調のレベルの低さに、へどが出ます。
過去の自民党で、内閣改造、首相交代が起きた時は、首相官邸前にマスコミが集まり、誰が呼ばれた、何の大臣になった、と速報体制が組まれるのが慣習でした。
しかし、半世紀を超えての政権交代です。新政権が、同じ方法をとる必要はない。
そこで、鳩山氏は、まず、党内のまとめ役に幹事長に小沢一郎氏を指名しました。本人も受諾の方向です。
幹事長は、党の要職ですが、憲法下の内閣での閣僚ではなく、民主党の党内役職にすぎません。
しかし、幹事長は、民主党が受け取る、政党交付金などの配分を一手に握っていますし、党の公認を与えるか否かなどに、強い影響力を持ちます。行政府とは別に、立法府の308人の民主党議員に大きな影響力を持つのは事実でしょう。
このことを指して、これまで自民党の陣傘報道をしてきた、日本テレビ・読売新聞系列や、フジ・サンケイ新聞グループなどを中心に、小沢氏による院政、「権力の二重構造」と、まだ何もスタートしていないのに、批判記事を書いています。
大いに反論します。
自民党の首相選出においては公選制が一応取られていましたが、それ以前の候補者選出に関し、森元首相や、安倍元首相が、役職もないのに口出しをし、さらに、閣僚人事は党内派閥の按分。そして、政策まで、首相よりも党内派閥の領袖たちが決めていたのではないでしょうか?
違いますか?違うと言う人はその証拠を見せてください。
権力の三重、四重の構造で、民意と離れた政治をしてきたのは、自民党でしょう。
私は小沢氏が好きではありません。過去の記憶があるので。
しかし、彼が選挙を戦ううえでの重要人物であるのは確かです。自民党が失敗したように、古賀選挙対策委員長という役職を作って、宮崎の馬鹿猿をもちだそうとして失敗しましたが、もし、民主党に、それに該当する役職があれば、それでも良かったかもしれませんが。あいにく選挙対策委員長などは無いので、幹事長。しごく当然だと思います。
「権力の二重構造論」については、16年前の細川内閣の例が出されますが、あれは、8会派の寄せ集め政権で、自民の方が委員会などで圧倒的多数でした。結局8ヵ月で終焉したのも、弱小政党の寄せ集めだったという面があるでしょう。
その引き金を引いたのが小沢氏、というのが、「旧」保守系のマスコミの論調ですが、あの時と、。今回の民主党とでは、衆院、参院での勢力が違う。
もし、小沢氏が、権力志向なら、自分を首相にしろとごり押ししたでしょう。
そうではなく、彼を参院選に向けての党内のかなめにおくと言うのは、小沢氏が嫌いな私でも納得します。
また、くり返しますが、自民党の権力の多重構造、派閥優先主義の政治よりは、はるかにましではないでしょうか?
ためにするイチャモン、をする「旧」保守系マスコミの論調のレベルの低さに、へどが出ます。
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